クラゲがいっぱい

講義が午後からだったのでマーブルビーチという浜辺に海の生き物の写真を撮りに行きました．

その時，内陸育ち（生まれではないです）の人間として人生で二度目に見る生のクラゲ――しかも内部構造がはっきりと見える――が海藻と一緒に漂流していたので我を忘れて写真を撮ってみました．ついでに怖かったので石でつつき，思い切って指で摘み，揉み，撫で，傷のないものは海に戻して復活を観察したりしていました．石で潰れてしまった小さなものを切らせてもらったりも．

時間を忘れて観察していたかったのですが，講義が始まるのでやむなく撤収．しばらくして帰ってきたら，満潮から引潮になっていて生きたクラゲも消えていました．

「ここで出逢ったのも、何かの御縁」（『夜は短し歩けよ乙女』．彼女の発話．うろ覚え）です．海の中でクラゲ達が元気に漂っていることを願っています．

テレビで何度も見ていて当たり前だと思っていた生き物が，実際に見るとこんなに不思議な存在だとは夢にも思いませんでした．宝物を見付けたような気分です．

ちなみに，いっぱいなのは一番大きな個体を撮った写真の枚数で，漂着していた個体数は４匹だったと思います．一番小さな１匹は石に挟まれて既に潰れていました．



いつも通り，新しい生き物に出会えたことが嬉しかったので大量にアップしました．お目汚し申し訳ありません．